2015年9月1日火曜日

鉄道博物館ロゴマーク

夏休みも終わり学校が始まり、満員電車の時間帯に乗るのも久々な朝、重い荷物を足元に置いてふと顔を上げると、面白い広告が。
広告が面白いというよりは、ロゴマークが素敵だと思った。

どんなロゴマークかというと‥‥。
これです!!!

ぱっと見、何を表しているのかよくわからないかもしれませんが、よく見れば見るほど味が出てきます。

じーっと眺めていると、これが車輪を表しているのだと気付きました。
これは気付く人は気付くけど、気付かない人は絶対気付かないと思いますが‥‥
丸に突き刺さっている棒の部分、前と後ろで長さが変わってるんです!!!
つまり、動いている車輪を意識しているんですね!!
静止画なのに、ただの丸と棒なのに(失礼な意味ではなく!)、なんだか不思議と躍動感まで感じます。

興味を持って、鉄道博物館のHPを見てみると、ロゴマーク制作の意図が書いてありました。

以下はHPより、ロゴマークのコンセプトです。

  • 人、物を運び、文化を飛躍的に向上させてきた鉄道。その全ての車両に共通する「車輪」をシンボル化しています。
  • 駅と駅とをつなぐ路線を象徴化しています。
  • 3つの輪は、鉄道博物館の3つのコンセプトである「鉄道」「歴史」「教育」を表します。
  • 鉄道博物館が常に進化し走りつづける運動体であることを表現しています。

ロゴマークを作る上で、形だけが大事なわけではないんですね。
もちろん、一目でそれとわかるデザインはとても大切だと思いますが、そのデザインにどのような意味を込めたのか、どんな想いが隠されているのか、そんな奥深いものなのだと、改めて感じました。

たくさんのものを見ることはやっぱり、楽しい。

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